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ちょっとだけフランスの歴史
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    皆様。またまたマリコです 年末にミュージカルをやることは、
    前回お知らせいたしましたが、 そのミュージカルは「ジャンヌダルク」なわけで、
    当然、演じる側としては、 フランスの歴史なるものを知らねばならない…
    ずいぶん前にEvaとしては 日本の戦国時代の芝居をいたしまして
    その時も結構お勉強して、 学生時代全然だった歴史に、
    少しだけ親近感を持てるようになりましたが 今回は、、外国…

    まったくちんぷんかんぷんの私は、 とりあえず必死に勉強いたしました。
    おかげでなーんとなく。ほんとになんとなく フランスの
    「ある一部分だけ」の歴史が分かりました。 というわけで今回は
    「ジャンヌダルクを10倍面白く見るためのなんちゃってフランス史講座」です(笑)
    もう全然詳しくてちゃんちゃらおかしいやって方は…
    劇場でマリコに「あれってこうじゃない?」とお伝えくださいませ
    ちなみに、私が演じるフランス王妃    
       「イザボー・ド・バヴィエールこのフランスの100年戦争の、
    ジャンヌダルクの世界の『元凶の一つ』ともいえる人物で、
    それも含めて自分の役を絡めた観点でお話ししますのでご了承ください
    まずはこちらの家系図 をご覧ください

    百年戦争はフランス王シャルル4世に跡継ぎがいなかったことから始まります。
    フランスは王の従兄弟のフィリップを後継者とし、
    フィリップは次のフランス王になりますが シャルルの妹、
    イザベルの嫁いだ先がイングランド。その息子であるエドワード3世
    「我こそが真の王位継承者だ」と主張し始めます。
    ここからフランスとイギリスは王位と領地をめぐる長い長い戦いに突入するのです
    一進一退の攻防を続けてきた両国ですが、ややイギリス優勢で事は運んでいました

    半分以上の領地を失っていたフランスですが、
    シャルル5世の統治の際に 巻き返しを図り、安定してきたその矢先・・・

    そのあとにフランスの王位を継承していたシャルル6世が精神に異常をきたしてしまいます。 私の役イザボー・ド・バヴィエールはその妻だったのですが
    最初は仲睦まじくたくさんの子供を作った二人ですが、精神異常のシャルル6世は
    妻を忌み嫌うようになります。 献身的に耐えてきたイザボーにも限界が来てしまい、
    なんと、彼女は心のよりどころとして 王の弟、ルイと関係を持ってしまうのです

    それは王宮にいる関係者だけでなく、町民にまで知れ渡ったスキャンダルでした
    こんな人だったみたいです

    狂った兄に代わってフランスの国政を執政していたルイでしたが
    そのことを良く思わないライバル ブルゴーニュ公ジャンに暗殺されてしまいます。
    ここから、フランスはその覇権をめぐって アルマニャック派ブルゴーニュ派に分かれ、
    血で血を洗う内乱を繰り広げるのです

    愛するルイの肩を持つのかと思われていたイザボーでしたが、
    自分の身の保身と、 勢いのある方に付きたいという願いから、
    対立していたはずのブルゴーニュ公ジャンと手を組むことにします。
    一方ジャンも国政を握るうえで象徴としての「王妃」と手を組むことを望んでいたため
    二人の利害は一致していました。

    さて、いつ死ぬかわからない狂った王には3人の王太子がいました
    しかし、上の二人は病気で次々と死んでしまうのです
    後に残ったのは後にシャルル7世となるシャルル王太子のみでした
    しかし、シャルル王太子は妻の母であるヨランドの策略ともいうべき政策で
    母であるイザボーとは敵対するアルマニャック派に属していたのです。
    最初こそ飛ぶ鳥を落とす勢いのブルゴーニュ派でしたが、
    その勢いは徐々に失われ、ジャンとイザボーはフランスから追放されてしまいます

    イザボーは、息子シャルルとヨランドに自分を助けてくれるよう懇願しましたが断られ
    ため込んでいた財産さえも押収されてしまうのです
    自分から何もかも奪った憎い息子や周りに復讐したいと考えたイザボーは
    今度は何と、敵国イングランドと手を組むことにします

    自分の娘をイングランド王ヘンリー5世の妻とし、
    その子供にフランス王位継承権を継がせるという条約に調印。
    しかも公然の不倫をしていたころに生まれたシャルル王太子は
    シャルル6世の血を受け継いでいない というまことしやかな噂を自分で流し、
    彼の王位継承権を否認しようとまでしていました。

    この辺の経由でイザボーはフランスをイギリスに売り渡した裏切り者の淫乱王妃とののしられ 後にフランス国民から忌み嫌われる事になるのです

    そして自分の出生や、周りに信じられる人間の少ないシャルルを
    王として戴冠させ、フランスを勝利に導くよう神の声を聞いたのが

    「ジャンヌダルク」なのです

    やっと出てきた(笑)

    『フランスは人妻によって窮地に陥り、少女によって救われた』
    とまで言われているくらいです

    自分のことだけを考えて国を売った王妃イザボー
    神の為のみにフランスを救ったジャンヌダルク


    簡単に行っちゃえば正義と悪なのかもしれませんが
    果たしてそうなんですかね。

    このお話に出てくる登場人物はたいてい自分のことしか考えていない人物です

    そう。ある意味ジャンヌさえも

    欲望や陰謀が渦巻くフランスで、
    本当に正しいこと、必要なもの それはいったい何なのか。
    見に来たあなたに見つけてほしい





    ちなみにこんなにメインの役みたいに自分の役のことを書きましたが
    出てくるのはほーんとにちょこっと。(笑)

    でも、私は確実にこの人の行動が 「聖女ジャンヌダルク」を産むことになったんだと思うので

    文字通り10倍面白く見ていただく為に記事を書きました。

    以上。裏話的なかんたんフランス歴史講座でした☆
    | eva-magazine | 08:17 | - | - | - | - |

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